アローラホームの集成材
集成材とは
集成材は、ひき板(ラミナ)を材料とし、大きな節や傷、割れを取り除きながら、繊維方向を平行に整えて接着した木材です。天然木材は50~200%の水分を含んでいますが、これを天然乾燥や乾燥装置で乾燥させ、含水率を15%以下に調整しています。この含水率15%以下という基準により、木材の狂い・反り・割れを防ぎ、強度を高めることができます。
集成材の特徴
強度のばらつきが少なく品質が安定
製造工程で木材の大きな節や割れなどの欠点を取り除いているため、強度のばらつきが少なく、品質が均一化されています。
優れた断熱性と調湿能力
木材は、日本の気候風土に適した建築材料です。湿気を吸収・放出する特性により、急激な湿度変動を抑え、結露を防止します。また、高い断熱性も持ち合わせているため、住まいの快適さを保ちます。
十分な乾燥で割れ・反りを抑制
木材は5%~200%の水分を含みますが、乾燥が不十分だと狂い、割れ、反りが生じやすくなります。そのため、天然乾燥や乾燥装置を用いて木の含水率を15%以下にまで調整しています。含水率を15%以下に抑えることで、木材の狂い、割れ、反りを防ぎ、安定した品質を実現しています。
木は鉄よりも火に強い
木材は断面が大きくなると、火がついた際に表面が炭化して焦げます。この炭化層が内側への酸素供給を遮断するため、燃え広がりにくくなります。一方で、鉄は550℃を超えると急激に変形し、強度が大幅に低下します。そのため、火災時には木材の方が鉄よりも強い特性を持っています。
出典:日本集成材工業協同組合
JASマークが示す品質保証
JAS(日本農林規格)の検査項目に合格した集成材のみがJASマークを表示できます。アローラホームでは、このJAS規格の基準をクリアした高品質な集成材を使用しています。JASマークは品質と安全性の証であり、安心してご利用いただける住宅づくりを支えています。