アローラホームの木造軸組構法
木造軸組構法は耐震性が高く、間取りの自由度が高いとされています。
どの様な構法なのでしょうか?
木造軸組構法とは
アローラホームでは、伝統的な木造軸組工法(在来工法)を採用し、日本の風土に適した住まいづくりを行っています。この工法は、柱と梁を組み合わせた構造で、耐久性や耐震性に優れており、木材の強さと柔軟性を生かした設計が可能です。特に間取りの自由度が高く、窓や出入口などの開口部を広く取ることができるため、採光や通風に優れた住空間を実現します。また、柱や梁の配置を工夫することで、部屋のレイアウトを容易に変更できるため、将来の増改築にも対応しやすいのが特長です。
剛床工法で床の安定性を向上
床の施工においては、高気密・高断熱性能を実現するために、従来の根太工法に比べてより堅牢な剛床工法を採用しています。この工法では、厚さ24mmの構造用合板を用いて床を一体化させることで、床面の剛性と強度を向上させています。これにより、有効な天井の高さを確保でき、床鳴りやたわみを防止し、快適な住環境を実現します。また、剛床工法の採用によって、耐震性の向上にも貢献しており、万が一の地震時にも床がしっかりとした強度を保ちます。
日本の気候・風土に適した工法
日本の気候や環境は、四季の変化や湿度の高さが特徴です。アローラホームが採用する木造軸組工法は、湿気や温度変化に対して適応しやすく、木材が呼吸することで室内環境を快適に保ちます。木材の持つ断熱性と調湿性に加え、床や壁の高断熱・高気密性能を組み合わせることで、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいを実現します。
自然素材の魅力
木造住宅は、木材の温かみや肌触りの良さがあり、室内のインテリアにおいても調和がとれた自然な美しさを提供します。木材は時を経るごとに味わい深く変化し、住まい手とともに成長する魅力を持っています。また、木材は環境に優しい再生可能な資源であり、住まいづくりにもサステナビリティの観点を取り入れることが可能です。
アローラホームは、こうした木造軸組工法と剛床工法の組み合わせにより、日本の気候や家族のライフスタイルに合わせた、安全で快適な住まいの提供を目指しています。耐震性や断熱性、さらにはデザイン性や住まいの可変性に優れた住宅づくりを行い、長く愛される家づくりに取り組んでいます。
木造軸組構法の仕組みと名称
タブをクリック・タップするとそれぞれの部位が表示されます。
土台・大引・胴差・軒桁・小屋梁・垂木・棟木
柱からの鉛直荷重を受け、基礎に伝える横架材で、木造の最下部に設けられ、アンカーボルトによって基礎と緊結される。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
一階の床を支える横架材で、その端は土台で止められている。 床の荷重は大引きが受け、床束から基礎や地盤に伝えられる。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
二階以上の床の位置で床梁を受け、通し柱に荷重を伝え、又、上階の管柱を受ける横架材。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
軒の部分にあって、屋根の構造を支える横架材。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
小屋組みの最下部にある横架材。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
屋根をつくるための部材で棟木から桁へ屋根の勾配どおりに直行に渡す屋根下地材。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
屋根を作るために桁と平行に、屋根の傾斜面の最も高いところに配される横架材。屋根の荷重を、小屋束から梁へ伝える役目を果たしている。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
母屋・火打梁・床梁・管柱・間柱・筋交い・通し柱
小屋組において棟木と桁の間に取付け、垂木を支持する横架材。棟木と同様に屋根の荷重を束から梁に伝える。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
小屋組の変形を防止するために、梁、桁で互いに交わる隅の水平面に斜めに取りつける部材。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
柱の上部に渡され、上部の荷重を柱に伝える横架材。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
土台から二階梁、二階梁から小屋梁までの柱。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
柱と柱の間に入れる壁材を貼るための柱。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
柱と柱の間に出来る長方形の対角線に入れる斜めの部材。上からかかる鉛直の力と壁面を支える。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。
二階以上の建物で、土台から軒まで一本で通った継ぎ目の無い柱。
※一部、アローーラホームと異なる部分がございます。